韓国産劇場アニメ ワンダフルデイズ

NHK BShiで放送されました。DVD持ってますけどね・・・。
韓国製のCGアニメ(キャラクターは手書き)なんですが、背景の一部でジオラマ(ミニチュア)との合成などをしている実験的アニメ。GAINAX山賀博之氏が気に入って日本での配給担当に名乗り出たらしい。一応期待してDVD買ったんですが・・・・、期待しすぎたみたいで。
内容は、トータルリコールの火星での舞台設定と男女3人の三角関係。ここだけ聞くとかなり寒い(笑)。
まずウリのビジュアルですが、開始早々やってくれました。・・・いきなり眠い!(笑)。プロローグのあとテロップとともに始まるオープニング、バイクが荒野から都市に向けて延々(4〜5分?)走ります。しかも完全密閉型の近未来デザインのバイクなんで髪の毛もなびきゃしねえ!ハイハイ綺麗なのは解りましたから。そんなシーンは5秒で充分。この時点で期待は殆ど打ちのめされてます。逆に言えばもう期待する必要はないので、ある意味安心(笑)。
韓国人は日本のアニメ見て育ってるはずだが、キャラクターの動かし方はかなりディズニー・ハリウッド寄り。日本のアニメオタクには全く通じない。かといってアメリカでも売れそうにないが。
脇役の描き方も中途半端で、意味ありげなセリフだけ言わせてホントに意味が無いという、だから何なんだ、という感じで。
そもそもストーリーがあまりにもアレというのが致命的で、演出もアレだし。ウリのビジュアルも予告編映像やCMで使い切っている。・・・・・ってほんと良い所ひとつも無いな。

良い所をあえて挙げるとすれば、主役二人の声優か。山寺宏一真田アサミ。作品内容と全く関係ないが(笑)。


ワンダフルデイズ