コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE 11 ナリタ攻防戦

ロイド「キミは人が死ぬのを極端に嫌うねぇ、なのに軍隊にいる。なぜだい?」
枢木スザク「死なせたくないから軍隊にいるんです。」
ロイド「その矛盾はさ、いつかキミを殺すよ。」
枢木スザクの論理とは、人間にとって最も大事なのは命であり、また数であり、戦いが長引くよりも、早急にどちらかが勝利し、戦いを終わらせた方が最終的には犠牲が減らせるというものだと推測できる。
今回の後半で、C.C.に見せられたショックイメージに出てきた、父親であり日本占領前の首相、枢木玄武を見て、「父さん、嘘だ、死んだはずなのに……、違う、そんなつもりじゃ……、僕は、俺は!」そして暴走するスザク。このことから予測できることは、8年前のブリタニアの日本侵攻で日本が1ヵ月と持たずに敗戦した理由に少なからず関与している可能性がある。ブリタニアがいくら圧倒的な戦力を持っていたとしても、1ヵ月も掛からずに日本全土を占領できるものだろうか。おそらくは上層部に不測の事態、すなわち首相暗殺にスザクが直接もしくは間接的に関係している線が濃厚だ。そう、彼は9歳にして選んだのだ。多くの命を守るために。だが、彼はそれ以降、自分の手を汚せずにいる。それが心配だ。


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