グーグルの検索エンジン恣意運用「回避」方法

以前から同じ語句で検索しているのに検索結果が異なる事があるので不思議に思っていたのだが、やっと原因がわかった。
グーグルは自らの検索エンジンを「公正中立」と謳い、人の意志が介在しない完全ロボット制御と公言してはばからないが、実際には恣意運用がまかり通り、「グーグル八分」なる情報操作をされている事は、多くの人が知るところとなっている。

通常ウェブブラウザでhttp://www.google.com/に接続しようとしても、仕組みは知らないが、強制的にhttp://www.google.co.jp/に接続されてしまう(SafariCaminoFirefoxIE(全てMac版)で確認済み)が、Macならば、現状ではそれを回避する事が可能だ。Macの標準ウェブブラウザ「Safari」のウインドウ右上のグーグル検索ボックスで検索すれば、グーグルアメリカの検索エンジンで検索可能。以降は絞り込み検索などをしてもずっとグーグルアメリカで検索可能。日本のサイトを検閲しているのはグーグル日本なので今のところ外国のエンジンにまで手が回ってない模様。
今のところアップルがSafariの検索ボックスを日本にローカライズしてくれていないおかげだ。そのままの君でいてくれ。

参考ページ
http://ja.wikipedia.org/wiki/グーグル八分で検索されたし。)

参考文献
MacFan 07年3月号 131ページ 紀藤正樹氏の連載 CYBER RED CARD
グーグル八分とは何か
レビューでは厳しい評価が散見するが、どれもクオリティに関するものであり、本質ではない。

世界のインターネット検閲国である、中国、北朝鮮キューバなどの情報統制が激しい国のスキームにまず触れるべきだが、それが全く枠組みとして無い。〜省略〜実は米国での情報操作、情報封鎖の方が激しい。 日本ではさほどではないことを書かれておられない。

これに至ってはもう語るに値しない。わざわざ世界の状況を説明して「日本は“マシ”な方ですよ」とすることに何の意味があるのか。自身に実害が無ければ危機感を持てないのは判るが、事態はじわじわと進行し、気付いた時には取り返しが付かなくなっている事だろう。
「だから、遅すぎたと言ってるんだ!!」(後藤喜一パトレイバー2より)

MacFan
機動警察パトレイバー2