期待の新作、京都アニメーション版「Kanon」ついにBS-iで放送開始!

TVアニメ版Airの制作でアニメ界で知らぬ者はいなくなった京都アニメーションによるテレビアニメ化。Kanonは、2002年に東映アニメーションによりテレビアニメ化されており、今回は同じ原作を使用した再テレビアニメ化となる。このような事態になった経緯は、京都アニメーションの制作したAirがあまりにも出来が良かったために、それを観たアニメファンから、Airの原作を制作したゲームメーカー「Key」がAirの前に制作したKanonを、既に一度アニメ化されているにもかかわらず京都アニメーションにアニメ化してほしいという要望が殺到したためらしい。東映アニメーションに喧嘩を売ってるとしか思えない(笑)。
東映アニメーションKanonは観ていないので評価は出来無いが、アマゾンのレビューを見てみると、アニメ自体の評価は概ね中の下程度。その理由としては、キャラクターが多いのに全13話と短いため内容を詰め込みすぎ。アンバランスなストーリー展開。原作での重要なセリフを省きすぎ。原作に劣る。微妙な作画レベル・・・・・、だそうだ。
京都アニメーションKanonは全24話らしい。同じ失敗はしないということか。音楽、OP、EDも前回のAir同様、原作の音源を使用するようだし、期待が高まります。主役、相沢祐一の声優(杉田智和)のチョイスもナイス!
と、前置きはここまでにして「第1話 白銀の序曲〜overture〜」の所見を。
プロローグから絶好調。動悸がやばい。期待を裏切らぬハイクオリティな日常描写。リアルだ。原作をプレイしていないのでどう省略されているのか見当も付かないが、そもそも時間もセリフも無制限な原作ゲームと制約だらけのアニメを同列に比較すること自体に無理がある。アニメとしての出来が悪いから出来の良い原作と比較されるのであって、出来が良ければ原作との比較など必要ない。今後どう話が展開するのか想像も付かない。願わくば、このクオリティが維持されんことを・・・。

オマケ・今週の名ゼリフ
「・・・・花子。」(相沢祐一
「そんな生活の知恵、ヤダよ。」(水瀬名雪
「おまえ、ヘンなやつだな。」(相沢祐一
「だったら針千本!今は増量期間中で針千五百本!」(水瀬名雪
声優さんに拍手。

京都アニメーション版 Kanon