日本の出版社はもっとがんばれよっ(そのにっ)

何度も言うが、高すぎ。リアル書籍の3割以下にしろよと。一冊分で460円て・・・。そんなにするなら古本買ってきて裁断してスキャンスナップで連続両面スキャンしてZIP圧縮してiComicで読むよ!とか思ってしまう。いや、実際はそんなヒマ無いからしないけど、出来ることが解ってる以上、買う気が失せてしまう。これがリアル書籍の3割以下なら、そんな手間掛けるのが一瞬にして馬鹿らしくなるので買えるのだが。
AppStoreでのコミックの妥当価格(これぐらいにはしないと普及させる気が無いと言ってるのと同じ)。
週刊少年誌のコミック ¥400〜¥500→¥115
月刊誌のコミック ¥600〜¥800→¥230
それと画質(解像度)が低すぎる。低すぎて小さい文字が拡大しても読めない程だ。なめてんのか。もしも今後、大型のiPhoneプラットフォームのような物が出てきたらどうするつもりだ。今度は高解像度版を売りつけるつもりか。

だがAppStoreにも問題がある。それは電子書籍もアプリの一種として販売されていることだ。
例えば「沈黙の艦隊」はコミック一巻分を4分割して販売しており、完結すると128個にもなる。
ちなみに、iPhoneに入る最大アプリ数は、固定4個+16個×9面=148個、それから削除不能の標準搭載アプリ18個マイナスすると130個となる。うわーお!沈黙の艦隊iPhoneの出来上がり(笑)。
最近はコミック一冊分ずつの販売も始めたようだけど、それにしたって全巻買ったら何十個にもなる。
読者はiPhone用アプリが欲しいんじゃない。電子書籍の所有権が欲しいんだ。
その点、アマゾンはうまくやっている。なにせ、キンドルやPC(購入決済のみ。PC上で読むことは出来ない)で既に購入済みの書籍を、iPhoneでアマゾンにログインしたら自由にダウンロード出来るのだ。すげえ。当たり前のようだがこれはすごい。ハードウェアに依存しない、純粋なデータの所有権を未来永劫に渡って保証してくれているということだ(アマゾンが存続する限り)。
そしてiPhone上での書籍管理はアマゾンのキンドルアプリ上で完結するので、iPhoneの画面を書籍で埋め尽くす心配も無い。
書籍データや所有権はアマゾンが管理しているからバックアップの必要も無い。完璧だ。
日本の出版社もアマゾンのようなシステムを作るべきだ。というかアマゾンジャパンがやったほうが良いか。下手に日本企業にやらせるよりもアマゾンの方がまだ信用できそうだ(中立公平な運用に於いて)。そして毎月届く何十冊もの雑誌を電子化してくれ(買い支えすぎだな・・・)。