J-CASTニュースが必死すぎて吹いた。

ヒットランク1、2位独占 「アニメ曲」席巻の裏事情
デイリーランキングではあるものの、アニメ「けいおん!」の登場キャラクター(声優)が歌う主題歌OP、EDがオリコンシングルチャート1位、2位に躍り出た。
それを受けてすかさず配信されたJ-CASTニュースのアニメバッシング記事が必死すぎる。

邦楽ジャンル低迷のせいで、アニメソングは拡大していない
アニメソングの人気は揺るぎないものがあるが、Jポップが復活し以前のようにCDが売れるようになれば、固定のファンから支えられているアニメソングが、ランキングトップを席巻するような事態はなくなると思います

>Jポップが復活し以前のようにCDが売れるようになれば
・・・それは無いわ。何年も前から判り切った事を・・・。つか“事態”って何なんだろうね〜(笑)。喧嘩は買うよ?
着うた全盛のこのご時世で、シングルCDランキングもどうかと思うが。現実を反映してなさすぎだろう。
つまりはだ、もうJポップのシングルCDに千円の価値があると思ってる人はほとんど居ないということだよ。まあまだアニヲタよりは多いが。
しかしJ-CASTニュースは相変わらずだな・・・・


ま、それはさておき「けいおん!」のCDだ。


↑こちらは通常版のジャケット。
アマゾンでの09.4.29現在の音楽CDランキングでは、OP Cagayake!GIRLS(通常版)は358位、ED Don’t say“lazy”(通常版)は207位となっている。


↑こちらは同時発売の初回限定版のジャケット。
同じくアマゾンでの09.4.29現在の音楽CDランキングでは、OP Cagayake!GIRLS(初回限定版)は2位、ED Don’t say“lazy”(初回限定版)は1位となっている。
なお、初回限定版には4人の登場キャラクターそれぞれの着せ替えジャケットが同梱される。ただし絵柄は使い回しである。また、初回限定版のみCDの盤面がフルカラーピクチャーレーベルである。




通常版どんだけ売れてないんだよ(笑)。なお、私は通常版を買った。
っていうかどう見ても通常版の方がジャケットがまともだろう。初回限定版の着せ替えジャケットって誰が喜ぶんだ。
というようなことをアマゾンのレビューに書いたら、「価格はいっしょなので、好きな方を買えばいいのでは?」とコメントされたのだが、それは本質とはズレている。
最近、漫画雑誌に毎月のように付属している、人気作品のコミックス用の「コミックス掛け替えカバー」。止めてくれマジで。解っているかと思うが、コミックスカバーや装丁は、通常は漫画家本人ではなく専門のデザイナーが最終巻まで完璧に面倒を見るものなんだよ。それをだな、当然デザイナーに依頼する予算など出ないので編集部が適当に選んだ絵を適当に貼付けて作って付録にするわけだ。しかも紙質も悪い。統一感も無くなる。あのさ、頼むからゴミを増やさないで。

で、つまりは「ブレるなよ」と言いたいわけだ。デザイナーには誇りを持って仕事をしてもらいたいものである。
「選択肢は正義」みたいに思ってる人もいる様だが、それ自体に意味が無ければ無いのと同じ。
昔から初回限定版というものはあったが、今とは幾分意味が異なる。
初回限定版とは、初回“生産分”のみに「おまけ」が付くものだった。つまり通常版も含んでいる。最初に買ってくれた人へのお礼だったわけだ。
それがいまや、初回限定版と通常版の「同時発売」が常識だ。なかには内容が違う(両方買わないといけない)ものまである。
売れなくなってきたからそういう手を使い始めたのだろうけど、そういうことをするからどんどん売れなくなってきているのだと思うのだが。
アニヲタは忠誠心が高いからまだそれほど影響は無いが、一般人相手のJポップはそれでどんどん売れなくなっていった。

最近音楽番組をチラ見したら懐メロばっかで悲しくなるな。若者テレビ見てねえ。
もっとCD買おうぜ!