Kanonの主題歌、Last regretsアレンジ版を探して東奔西走

第16話 真夜中の聖譚曲 〜oratorio〜 において、挿入歌として使用されたOP曲のアレンジ版を収録したCDをアマゾンで探していたら、結局Kanon関連のCDをほぼ制覇してしまった。しかもその中のアレンジ版のどれかが今回使用されたものなのだろうと思っていたら入ってないし。「Kanon Last regrets 第16話」でググったら一発で解りました。I'veのregretというアルバムにLast regrets X'mas floor styleという曲名で収録されてるようだ。躊躇無く注文(笑)。
しかしサントラ類はまだちゃんと聴いていないが、アニメにはゲームオリジナルのみならずアレンジ版も多数使用されているようだ。そら売れるわ。京都アニメには恐らく一銭も入らないだろうが。原作作ってるkeyは自社レーベルで出してるみたいだから利益率も高そうだな。だがパソコンソフトの流通網を使ってるみたいなんでアマゾンの還元対象にならないのが痛い。的確な売り方だとは思うが。

第16話 真夜中の聖譚曲 〜oratorio〜 第17話 姉と妹の無言歌 〜lieder ohne worte〜
さて、舞編が終わって栞編に突入だが、またまたシビアな状況だな相沢祐一。死の宣告をされた少女に何をしてあげられるのか。祐一は姉妹の絆を取り戻させることに決めたようだ。この手の物語は数限りなく存在するが、Kanonではどのような結末を見せてくれるのか、楽しみだ。Air観鈴もまさにこれだけど、兄弟の感想は、「哀しい・かわいそう」というものだったが、全然哀しく無かったのだが。むしろ物語は続いてるし。自分の感覚は変なんでしょうか。栞編も「終わり」というもので締めずに真琴編やAirのように未来ある形で締めてもらいたい。
しかし栞よ、医者に宣告された期日の数日前でも元気に走り回っていたが、突然バタンキュ〜となる病気なのか?まあ宣告されてもしぶとく生きる場合もあるし、宣告など無くても人間死ぬときゃ死ぬしな。宣告されて一番困るのはある意味当人よりも家族みたいだし。姉の香里はその影響モロに受けてるし。
香里「あの子、何のために生まれてきたの。」
ま〜た深刻に考えてるなこの子は。ファイブスター物語のナイン様もこう言っておられる。
「若くして死んだ者へはその未来と可能性を嘆き…… 長き人生を全うし老いて死んだ者へはその人生の記憶を惜しむものじゃ」
「人の死は肉体と精神の死だけではなく…… 死んだ者の事を思い出してくれる者がひとりもいなくなった時こそが真の死と思う時もある……」
以上、有り難いお言葉でした。人生の比較や、生きる事に価値を見いだす事に意味は無いし、そもそも必要がない。あるがままでいるしかないという事だろう。
といってもみんながみんな達観してしまうと殆どの物語は成り立たないが(笑)。
I'veのregret
京都アニメーション版 Kanon