近所の電器屋も一応回ったがパイオニアのレコーダーなんか影も形も無い（一年以上新機種出してないのだから当然といえば当然か）ので、アマゾンで購入。
果たして、メインマシンをDVR-99Hから置き換えられるのか！？ソニーのデジタルレコーダーRDZ-D700との比較も織り交ぜながら進行する。
第一回、操作性編。
とりあえず初期設定を済まし、使いやすいようにカスタマイズを試みるのだが、色々問題が発生したのでパイオニアサポートに聞いてみることとする。
質問件名：受信チャンネルのカスタマイズ
お世話になっております。
DVR-DT95を購入し数日使用したのですが、設定方法が判らない部分がありましたのでご質問させていただきます。
当方は地上デジタル、BSデジタル、外部入力のみを視聴できればよく、地上アナログ、CS1、CS2は必要ないので非表示にしたいのです。
「お好みチャンネル設定」で、番組表に表示するチャンネルを指定できるとなっていますが、CS1、CS2をすべて「しない」に設定しても反映されません。設定画面をもう一度見ると何も変更されていません。バグでしょうか。
地上アナログのチャンネルを全て「スキップする」に設定しても、一番上のチャンネルだけは消えません。CS1、CS2に至っては設定変更を全く反映しません。上記と同じく設定画面をもう一度見ると何も変更されていません。
希望としましては、地上アナログ、CS1、CS2の存在を感知できないように、設定で非表示に出来ればよいのですが（地上デジタル→BSデジタル→外部入力→地上デジタル、のようにチャンネル変更時、番組表変更時等で、地上アナログ、CS1、CS2はスキップする）。
バージョンアップ等で対応する予定は無いのでしょうか。このような要望は多いのではないかと思うのですが。
それと、HDDにPS（DVD-RWに高速ダビングできる録画形式）で録画した場合、編集画面でチャプター編集が出来ますが、再生中（視聴中）にチャプターを打つことは出来ないのでしょうか。以前のチャプターボタンがついているリモコンを使えばチャプターを打つことが出来ますか。
よろしくお願いいたします。
で、返信。
この度は弊社製品の件でお問い合わせ頂きまして、誠にありがとうございます。
まず、デジタル放送の「お好み登録」につきましては、地上デジタル、BS、CSの項目ごとに設定を行いますが、こちらは項目を全て「しない」に設定した場合、お好み登録機能は働きません。そのため、どれか1つは「する」に設定しておく必要があります。
アナログ放送の「スキップ」も同様に、全てのチャンネルを「する」に設定した場合には、設定が反映されません。こちらについては製品仕様となりますこと、何卒ご了承下さい。
また、【DVR-DT95】につきましては、再生中のチャプターマーク挿入機能はございません。以前の機種のリモコンをご使用されても、仕様として同機能がございませんので動作致しません。
なお、現在のところご要望の仕様については対応予定はございませんが、頂いたご要望は担当部署に申し伝え、今後の検討課題とさせて頂きたく存じます。貴重なご意見を賜り、誠にありがとうございました。
今後とも弊社製品のご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
パイオニア株式会社 カスタマ−サポ−トセンタ− ○○
なるほど、
項目を全て「しない」に設定した場合、お好み登録機能は働きません〜「スキップ」も同様に、全てのチャンネルを「する」に設定した場合には、設定が反映されません。
それは気付かなかった。しかしなぜそんな仕様に。融通効かんな〜。つまり地上アナログ、CSチューナー自体をスキップは出来ないということらしい。ソニーのRDZ-D700も出来ないしな（チャンネルを表示しないようには出来る。チューナー自体を非表示には出来ない。PSPもPS3もクロスメディアバー表示項目のカスタマイズは出来ないし（オプションが必要なカメラ・ワンセグ等が表示される。買えということか？）。メニュー画面のカスタマイズは超重要な機能なのだが。アップルのiPodを見習えよ）。だれかカスタマイズできる機種があるなら教えていただきたい。買うから。
まあいい。チャンネルは。どうせ録画したアニメしか観ないんだ。チャンネル設定などどうでもいい（多少イラつくがな）。
で、録画するには録画予約しなきゃならん。そっちの操作性の方が重要だ。
番組表：ハイビジョンで7チャンネルを高精細表示がこのDVR-DT95のウリだが、ジャンルごとに色分けする機能は無い模様。ダメじゃん。RDZ-D700は色分けできる（私はアニメのみに色が付くようにしている）が、3チャンネルしか表示できない。どちらもスクロールに表示が追随しない。どっちもどっち。
番組検索：どちらもチューナーをまたいでの検索は不可（CSが混ざって来てもうざいからある意味正しい）。どちらも似たようなものだが、DVR-DT95の方が若干操作しづらい。慣れれば気にならない程度。
録画予約：RDZ-D700の方がシンプルで簡単だが、マニュアルレートが無い。この点はパイオニアに軍配（操作性が犠牲になっているが）。
購入前から「反応がワンテンポ遅い」などと聞いていたので覚悟はしていたが、既に慣れているのか、さほど気にならなかった。問題はリモコンだ。このDVR-DT95には新型のリモコンが付属しているが、そのキー配置が壊滅的。「録画して観たら消す」人にはシンプルで使いやすそうだが、編集したりタイトル変更をよくする人には、地獄のキー配置となっている。今は旧型（DVR-710H）のリモコンを併用して凌いでいるが、ついにリアルフリートのスーパーマルチリモコンに出番が回って来たのかもしれない。
また出費が！（笑）。
で、編集作業：RDZ-D700と比べると格段にラク。だがRDZ-D700と同じく破壊型なのでその点は微妙。RDZ-D700で発生するレート変換ダビング時のチャプターずれ問題が発生するのかどうかは未検証。編集機能とダビング機能を分けるのは不便なのだが…。デジタルレコーダーの宿命なのか？
本日はこれまで。次回は画質・録画・ダビング（ムーブ）編だ！
